僕がUMVC3を引退する理由
UMVC3引退します（辞めるとは言っていない）
こんなことチラシの裏に書いておきたいのですが、
うちは引っ越したばっかりでチラシがないのでココに書きます。
チラシの裏に書く予定だったので間違ったこといっぱいあると思いますけど、
そのときはいつものフカしなので、あんまり本気にしないでください。
きっかけはEVOのUMVC3のプラットホームとしてXboxを採用したこと。
現地のプレイヤーも箱での開催を望む声が大きいため、
今後PSになることはないそうで。
EVOで箱が採用され、ほかの大会も箱で開催されております。
FinalRound然り、Shadowlo Showdown然り、
海外の大会ではほぼ箱が採用されてます。
世界で箱が採用されているのであれば、
国内の大会もそれに従うべきだとは思います。
PSで大会やれとは思ってません。
ただ、箱”だけ”で大会を開催するのであれば僕はその大会に出場しません。
参加は自由です。出たくない大会に無理して出る理由もないですし。
大会に出ないってことは引退とほぼ同義ですよね。
なので引退ってわけです。
なんで箱の大会に出たくないかっていうと、
自分はDUALSHOCK2（PS２コン）で格ゲーをしているため、
いままでは変換器を使って箱に認証させて出場させていただいておりました。
ただ、変換器を使うと大きなリスクを背負うことになります。
変換器は欠陥だらけの製品ですので。
具体的には以下の４つです
１，認証失敗＝不戦敗
２，変換器同士では箱で対戦出来ない
３，箱パッドも変換器も壊れやすい
４，変換器特有の入力抜け
１，認証失敗＝不戦敗
世に出回ってる変換器は大体欠陥商品なのですぐ壊れますし認証だって失敗します。
認証失敗したら別の変換器を用意したり、
別の箱パッドを認証に使わないといけません。
認証失敗した時のエラーコードを把握していれば適切な処理がすぐにわかって
リカバリー出来ますが、大会のルールとエラーの状況によっては不戦敗になります。
EVOのルールがまさに不戦敗になり得るルールです。
EVOではコントローラーの接続～ボタンチェックまで時間制限が有ります。
１分か２分かはもう忘れましたが、その間に認証を成功させなければなりません。
そもそも箱の内部のコントローラー認証が、
P1：コントローラー１
P2：コントローラー２
このように運営がきちんと認証させてれば問題ないのですが、
コントローラーの付替えを続けてるとたまに、
P1：コントローラー３
P2：コントローラー2
が割り当てられたりすることが稀にあります。
その時は箱を再起動するしかありません。そんな時間ないので不戦敗です。
また、１つの本体に同じシリアルコードの箱パッドを使って認証させようとすると、
バグることが有ります。これも再起動するしかないので不戦敗です。
こんな理由で不戦敗しても自分を納得させる自信がないので出ません。
２，変換器同士では箱で対戦出来ない
同じ変換器同士をXboxで認証させようとすると
高確率で片方が認証エラーを起こします。
なんでエラー吐くのか、
中のコードとか設定見たわけでないので憶測の話になりますが、
シリアルコードが競合してるのがエラーの原因だと思います。
同種の変換器には同じシリアルコードが割り当てられてるため
同じ変換器を使おうとすると
箱側が同じシリアルコードコントローラが2つあると判断し、エラーを吐きます。
そのため自分は常に２種類の変換器と２種類の箱パッドを持ち歩いてましたが、
片方の変換器が壊れてしまったため、また買わないといけません。
そもそも認証ミスったら終わりなのでまた買う気も起こりません。高いし。
３，箱パッドも変換器も壊れやすい
箱用の変換器は１年持たない欠陥商品です。部品交換ももちろんないです。
アケコンを１年毎に買い換えるとか無理ですよね。欠陥商品でしょ。
断線とかなら治せるんですが、中身が死んでるのでどうしようもないです。
で、壊れるとうんともすんとも言わなくなるかというとそういうわけではなくて、
HOMEボタンが暴発します。
うん、あのしいたけボタン。
動作しなくなって終わるならいいですが、アレが暴発したら終わりです。
スタートボタン押したってことで反則負け。はい終わり。
ついでに箱コンも壊れやすいです。DUALSHOCK２も壊れやすいです。
なので、自分は１年に１回以上買い替えてます。
PS2コンはもう何代目かも覚えてないですけど家に7個以上あります。
変換器：4,000円
箱コン：3,000円
PS2コン：日12,000円→韓4000円 PriceDown！！
計11,000円(送料別)
PS3コンだともっと高いです。予備含めるともっともっと高いです。
変換器用意するなら最低でも7,000円はいりますね。
一応全部新品計算。中古でもいいとか言ってる人は本番で壊れても知りません。
パッドの方が手軽とか言ってる人は何もわかってないんだと思います。
４，変換器特有の入力抜け
よく変換器はラグいと聞きますが、正確に言うとラグではないです。
秒間レスポンスの関係でラグることもありますが、
もっと大きい問題の一部に過ぎません。
大きい問題とは、入力抜けです。
入力抜けが起こると押したボタンの入力が受け付けられておらず、
攻撃したはずが出ない、
方向キーの入力が抜けてキャラがガードしない、
昇竜が波動に化けるなどなど様々な問題を引き起こします。
何故入力が抜けるかというと変換器の秒間レスポンスが低いからです。
通常秒間60fpsのゲームであれば秒間に60回レスポンス出来なければなりません。
が、秒間60レスポンスのUSB端子の変換器は存在しません。
PC（PS3）用変換器で言えばサンワサプライのJY-PSUAD1が秒間55fpsが限度です。
詳しくは第三科学研究所のサイトをくまなく見てきてください。
じゃあ箱用の変換器でよく使われてる下記の２つは高レスポンスなのか。
「Universal Adapter」※PS３対応はこれ一択
「Controller Converter Adapter Cable for PS2 to Xbox360 / PS2」
計ってないので憶測ですが、体感20fps程度です。
３フレームに1回入力を受け付ける計算です。
ただ、受付フレームにも偏りが有ります。20fpsだと、
偏ると５フレーム入力受け付けないとかザラにおきます。
これが起こるとどうなるが、言葉で説明するとヘタクソになりますので、
図っぽいので説明します
●→入力受付フレーム
○→入力受け付けないフレーム
下記のようにフレームが偏った時に昇竜入力した場合
１コマ、１フレームです。
このように入力した場合、実際の入力としては
↓→＼の→入力が抜けて↓＼として受け付けられます。
昇竜出ません。フランクさんがダッシュしてます。空ダが刺さってます。
同じ現象がボタンを押した時、ファジーガードしたときなんかで発生します。
昇りJSがこの現象で地上Sになることもしばしば。
わりとやってられませんね。
以上の理由で、箱でやりたくありません。
特に理由１と２の理由が大きいです。3,4はまだ対戦出来てる分我慢できます。
不条理な理由で大会で負けなければならないといけない。
この可能性がある時点で僕はこのゲームを続ける気がおきません。
実際にパッド利用していた頃のVXさんが海外の大会でパッド使用がNGになり
アケコンでやらされてたことがあります。
つまり、そういうレギュレーションなんですね。海外って。
以降、VXさんはアケコンに転向してます。
今後もUMVC3やるなら、不戦敗が受け入れられないなら
変わるか終わるしかないわけですね。
変わることを選んだ人、不戦敗のリスクを受け入れた人が
今もこのゲームを続けてて、僕は終ることにしたってだけです。
そんなこんなで引退するわけです。
お疲れ様でした。
